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Sunday, December 5, 2021

日本株反落へ、米早期利上げ観測強まり半導体に売り-新変異株も懸念 - ブルームバーグ

東京株式相場は反落の見込み。米雇用統計の結果を受けて米国の早期利上げ観測が強まり、半導体関連など成長株に売りが出やすい。米国市場で統計発表後に上昇した金利は徐々に低下に転じたものの、ハイテク株は値が戻らなかった。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大が続き、投資家のリスク回避姿勢も強まる。外国為替相場で円相場は対ドルで112円台に上昇し、自動車など輸出関連株に売りが出やすい。

  • 米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の清算値は2万7790円と、大阪取引所の通常取引終値(2万8070円)に比べ280円安い
  • 米国株は反落、大型ハイテク中心に売り
  • 米10年債利回りは1.34%程度と10ベーシスポイント低下

市場関係者の見方

東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

  • 米雇用統計で非農業部門雇用者数以外の部分では雇用の改善を示し、早期利上げ懸念が強まった。きょうの東京株式市場は米株安の影響も受けて売り優勢で始まり、日経平均株価は100円ほど下げて取引を終えるのではないか
  • 米国と同様に日本でもハイテク株に売りが出て、米長期金利が大幅に下げているため金融セクターも下落。円高で自動車も下げる見通し
  • オミクロン変異株による景気減速懸念がある中でも、景気回復による利上げ懸念が同時に広がる矛盾した状態にあり、株安につながりやすい環境だ

背景

 

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