山口銀行などを傘下に置く山口フィナンシャルグループは、前の会長の吉村猛取締役の解任を諮るため、来月、臨時の株主総会を開くことを決めました。
吉村氏に対しては、社内の調査で「権限の逸脱があった」などと指摘されたことから取締役会が先月辞任勧告を決議しましたが、受け入れなかったということです。
山口フィナンシャルグループは1日の取締役会で、前の会長兼CEOで今は代表権のない取締役を務める吉村猛氏を取締役から解任する議案を諮るため、来月24日に臨時の株主総会を開くことを決めました。
吉村氏は、会長だった去年11月から消費者金融大手と共同で新たな銀行を設立する計画を水面下で進めていましたが、社内の調査で「権限の逸脱があった」などと指摘され、先月の取締役会で辞任勧告決議が可決されていました。
吉村氏は「社内調査の結果は納得できない」と主張し、勧告を受け入れなかったということで、会社では総会の場で株主に吉村氏の解任を諮ることになりました。
臨時株主総会で賛成が過半数を占めた場合、取締役の解任が決まります。
山口FG 取締役解任諮る臨時株主総会開催へ 辞任勧告受け入れず - NHK NEWS WEB
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