Rechercher dans ce blog

Wednesday, November 10, 2021

米国株15時、ダウ253ドル安 インフレ懸念で売り ハイテク株安い - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=戸部実華】10日の米ダウ工業株30種平均は続落し、15時現在は前日比253ドル28セント安の3万6066ドル70セントで推移している。朝方発表の10月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想以上に上昇し、インフレ懸念が改めて強まった。米長期金利が上昇し、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に売られている。

CPIは前年同月比6.2%上昇し、1990年以来の高い伸びだった。前月比でも0.9%上昇と上昇率は9月(0.4%)から加速し、市場予想(0.6%)以上だった。エネルギー価格が高騰したうえ、中古車や家賃など幅広く値上がりした。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを前倒しするとの観測が再び広がり、株売りにつながった。

CPIを受け、米長期金利が一時前日比0.16%高い1.59%を付けた。長期金利の上昇が重荷となり、スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフト、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムの下げが目立つ。主要株価指数は過去最高値圏にあり、利益確定売りも出やすい。金融のゴールドマン・サックスや建機のキャタピラー、航空機のボーイングといった景気敏感株の一角も安い。米原油先物相場が下落し、石油のシェブロンも売られている。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続落し、304.469ポイント安の1万5582.074で推移している。主力株が軒並み売られているほか、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアへの売りが目立つ。

Adblock test (Why?)


米国株15時、ダウ253ドル安 インフレ懸念で売り ハイテク株安い - 日本経済新聞
Read More

No comments:

Post a Comment

NY株見通し-引き続き軟調か 経済指標は12月ISM非製造業総合指数など - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス

 今晩のNY市場は引き続き軟調か。昨日は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、より積極的な利上げや、利上げ実施直後のバランスシート縮小の可能性が示されたことで長期金利が上昇。ハイテク株主体のナスダック総合が3.34%安と大幅に2日続落し、朝方に史上最高値を更新したダウ平均...