【NQNニューヨーク=川上純平】11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、15時現在は前日比132ドル90セント安の3万5947ドル04セントで推移している。前日に市場予想を下回る決算を発表した映画・娯楽のウォルト・ディズニーが大幅安となり、ダウ平均を押し下げている。前日に長期金利の上昇を背景に売りが広がった主力ハイテク株には見直し買いが入り、相場を下支えしている。
ディズニーは15時時点で7%安で推移し、1銘柄でダウ平均を80ドルほど押し下げている。10日に発表した2021年7~9月期決算で、動画配信サービスの契約者数の伸びが急減速した。目標株価を引き下げるアナリストが相次ぎ、売りを誘った。
クレジットカードのビザや工業製品・事務用品のスリーエムも下げが目立つ。半面、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムやソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株は上昇している。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、前日比102.088ポイント高の1万5724.793で推移している。
米国株15時、ダウ132ドル安 ディズニーが大幅安 ハイテクは高い - 日本経済新聞
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