シャープ戴CEO、今期で退任へ 後継者「社内外から」 - auone.jp

戴正呉氏=2019年7月、大阪府堺市

　シャープの戴正呉会長兼最高経営責任者（CEO）は12日、来年3月までに退任する意向を従業員向けのメッセージで明らかにした。後継者については「社内外から探している」としており、来年の定時株主総会までに決めるという。

　シャープが台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業の傘下に入って5年の節目でメッセージを出した。戴氏はこれまでも一部メディアに来年3月までに退任する考えを示しており、「気づけばまもなく70歳。（退任の）思いは変わっていない」とした。

　戴氏は2018年、当時の野村勝明副社長ら役員3人を有力な後継者候補として共同CEOに就けた。そして昨年6月、野村氏が社長兼最高執行責任者（COO）に昇格していた。

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