東京・新宿区と文京区の約6000戸でガスが出ないトラブルが発生。突然のライフラインの寸断に、住民や飲食店から悲鳴が上がっている。
原因は土砂流入。“最大規模”の供給停止今も続く
8月23日、東京・文京区にある、からあげ店「からあげ 善」では…。
からあげ 善 店長：
今日来たら直っていると思ったら、朝からこんなで（店）開けられない。
東京・新宿区と文京区の一部で、21日土曜の夕方から“ガスが止まっている”トラブルは今も解消されていない。
飲食店は営業できず、売り上げも見込めない状態が続いている。
からあげ 善 店長：
4～5万円は変わってくる。
住民たちの不便な生活も約50時間続いている。家のコンロは火がつかず、コンビニのおにぎりや弁当も一時売り切れに近い状況に。シャワーも冷たい水しか出ない。
近隣住民：
すぐ直ると思っていたものですから、ちょっとね…。
東京ガスによると、ガス管に土砂などが流れ込んだためで、23日正午現在も6000戸余りでガスが止まっていて、土砂流入による供給停止としては最大規模だという。
ガス停止から50時間。新宿区は銭湯を無料開放
新宿区にあるカレー店「キッチンヨッチ」も深刻な影響を受けていた。
キッチンヨッチ 店長：
火入れないとカレーはいかれちゃう（腐っちゃう）。
カレーのルーが入った大きな寸胴が店の冷蔵庫には入らないため、急きょ仕入れ業者の冷蔵室を間借りしてカレーを守ろうとしていた。
竹俣紅リポーター：
新宿区では、ガスの供給停止でお風呂が利用できないという区民の方を対象に、23日から“公衆浴場の無料開放”が始まりました。
東京ガスは、24日中の復旧を目指している。
（「イット！」8月23日放送分より）
約50時間つづく“ガス供給停止” 新宿区・文京区の約6000戸に影響…新宿区が銭湯の無料開放を開始 - www.fnn.jp
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