日本海テレビ
12日、米子市で行われた新型コロナワクチンの集団接種で、誤って規定より濃度の薄いワクチンを住民に接種した疑いがあることがわかった。これによる健康被害はないとみられている。 「深くお詫びを申し上げます。」 接種ミスがあったとみられるのは、米子市役所淀江支所で12日に行われた集団接種。午後2時までに参加した153人のうち、最大で6人が規定より濃度の薄いワクチンを接種した可能性があるという。一体なぜこうしたミスが起きてしまったのか。 米子市福祉保健部 大橋賢二部長:「はっきり申し上げるとヒューマンエラー。」 ワクチンは、薬剤師があらかじめ生理食塩水で薄めたあとに使用されることになっている。12日の接種終了後、ワクチンが予定より6人分多く余ったことから、担当者らが作業工程を調査。すると、すでに薄めていたワクチンをさらに薄めて使用していた可能性があることがわかったという。 希釈済みのワクチンの瓶には赤いマーカーで印をつけることになっていたが、12日の集団接種では行われておらず、それを生理用食塩水でさらに薄めてしまったと考えられている。このワクチンを接種したことによる健康被害はないとみられているが、再接種を行うと過剰接種の可能性があるため、今後については医師からのアドバイスなどをもとに、慎重に判断するとしている。 米子市福祉保健部 大橋賢二部長:「マニュアル自体はしっかり十分理解すること。会場責任者が朝のミーティングでしっかりと『みなさんプロトコル(手順)を守ってやりましょうね』、『疑問があればこの場でどうぞ』ということを確実にやっていく。」 米子市では14日、対象者へ書面で通知し謝罪するとともに、対象者が2回目の接種を受ける前に、抗体検査を実施することも検討している。
新型コロナ 濃度の薄いワクチンを接種した可能性 米子市の集団接種 「ヒューマンエラー」と謝罪(日本海テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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