レクサスは11日、ラグジャリー・クロスオーバーSUVの『NX』をフルモデルチェンジ、2022年型として北米市場で発表した。「レクサス・インターフェイス」はじめ、ブランド初の機能が多数搭載される。
新型NXで注目すべきアップデートは、9.8インチ(オプションで14インチ)タッチスクリーンディスプレイに統合された、マルチメディアおよびデジタルサポートであるレクサス・インターフェイスだ。視覚、触覚、音声のバランスをとりながら、乗員の指先による直感的なユーザーインタラクションを最適化する。
ラインナップは、レクサスにとって初めてのプラグインハイブリッド車(PHEV)であるNX450h+、ハイブリッドのNX350h、ガソリンのNX350(2.4Lターボ)とNX250(2.5L)。
NX450h+は新開発の大容量リチウムイオン電池を搭載し、電気のみの航続は58kmだ。2.5L直列4気筒ガソリンエンジンと組み合わせたパフォーマンスは、0-60マイル/h(0-96km/h)加速が6.0秒と発表されている。電子制御のフルタイムAWDシステムを採用。ハイブリッドのNX350hの燃費は15.3km/Lで、従来型より2.6km/Lのプラスとなっている。
レクサスのマーケティング担当バイスプレジデントであるヴィナイ・シャハニは「新型レクサスNXは、電動パワートレイン、インフォテインメント、ドライビングダイナミクス、スタイリング、安全性において、ラグジュアリー・クロスオーバー市場に新しい基準を打ち立てた」と述べる。
さらに「新型NXは、32年前にレクサスが誕生して以来、最も技術的に進化したモデルチェンジだ。レクサスは2025年までに20車種の新型または改良新型を送り出す予定でおり、新型NXはその最初のステップとなる」とシャハニは予告している。
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