東芝は13日、今月25日の定時株主総会に提案する取締役選任案を変更し、再任の取締役候補に挙げていた社外取締役の太田順司氏と山内卓氏が退任すると発表した。2人は、10日に公表された外部調査の報告書で、昨年の定時株主総会を巡る社内調査での振る舞いなどが問題視されていた。
同じく報告書で名前が挙げられた、豊原正恭副社長と加茂正治常務の執行役2人も退任する。東芝は、報告書で昨年の定時株主総会は「公正に運営されたものとはいえない」と指摘されたことを受け、「外部の第三者の参画も得て、真相の究明を行い、責任の所在を明確化する」とのコメントを出した。
東芝、取締役選任案を変更…報告書で「問題視」の社外取締役2人退任へ - 読売新聞
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