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Thursday, November 4, 2021

NY商品、原油が続落 OPECプラスの生産調整維持「予想通り」との見方 金は反発 - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=古江敦子】4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が3日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比2.05ドル(2.5%)安の1バレル78.81ドルで終えた。終値で80ドルを下回るのは約1カ月ぶり。主要産油国が現在の控えめな増産ペースを維持すると決めた。買いが先行したが、次第に利益確定売りが膨らんだ。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟の産油国から成る「OPECプラス」は4日の会合で、毎月日量40万バレルずつ増産する従来の方針を12月も維持すると決めた。経済再開に伴う旺盛な需要が供給を上回る状況が続くため、当面の需給の引き締まりを見込む買いが先行した。

買い一巡後は売りに押された。「OPECプラスの生産調整の維持は市場の予想通りで、結果を受けて目先の利益確定の売りが出た」(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)という。米エネルギー情報局(EIA)が前日に発表した統計で原油在庫が市場予想より増えていたことも引き続き相場の重荷だったようだ。

金先物相場は3日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である12月物は前日比29.6ドル(1.7%)高の1トロイオンス1793.5ドルで終えた。米長期金利が低下し、金利が付かない金に相対的な投資妙味を意識した買いが入った。

4日は英イングランド銀行(中央銀行)が政策金利を据え置いた。3日は米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で利上げを急がない姿勢を示した。世界で金融政策の正常化が進むとの観測が後退し、金市場への資金流入が続くとの期待も相場を押し上げた。

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