2021年11月05日17時27分
新生銀行が今月の臨時株主総会で諮るインターネット金融大手SBIホールディングスに対する買収防衛策を、米国の大手議決権行使助言会社グラスルイスが支持していることが5日、分かった。TOB(株式公開買い付け)を実施しているSBIが最大48%の株式取得で事実上の支配権を持てば、他の株主が不利益を被る可能性があるなどと指摘している。
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SBIに対する新生銀の買収防衛策をめぐり、議決権行使助言会社の賛否が明らかになるのは初めて。新生銀は「当行取締役会の考え方が支持された」とのコメントを発表した。グラスルイスは防衛策の発動に賛成するよう推奨しており、臨時総会での株主の判断に影響を及ぼしそうだ。
新生銀の買収防衛策支持 SBIのTOBめぐり―米助言会社 - 時事通信ニュース
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