2021年11月10日13時18分
高配当を得られるとうたい、無登録で暗号資産(仮想通貨)ビットコインでの出資を勧誘したなどとして、警視庁生活経済課は10日までに、金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で、投資グループ「ジュビリー」の運営に関わっていた会社役員玉井暁容疑者(53)=東京都世田谷区駒沢=ら7人を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
暗号資産詐取容疑で再逮捕 会社代表ら、20億円被害か―大阪府警
同庁によると、暗号資産をめぐる出資募集の摘発は全国初。2019年4月以降、10万件を超えるアカウントから約650億円相当を集めた疑いがあり、実態解明を急ぐ。
同課によると、玉井容疑者らはグループ傘下の投資運用会社「ジュビリーエース」や「ジェンコ」が、暗号資産の取引所間の価格差を利用した自動取引で利益を生み出すと説明。元本保証や月利20%の高配当をうたい、ビットコインでの出資を受け付けるなどしていた。
全国で講演会やオンラインセミナーを開催して大学生らに出資を呼び掛けたほか、客を勧誘すると紹介料を得られるマルチ商法的なシステムで出資者を拡大。配当も暗号資産で支払っていたが、昨年11月以降、出資者が口座から配当を引き出せなくなるトラブルが相次いでいた。
暗号資産で出資募集、7人逮捕 高配当うたい650億円集金か―金商法違反容疑、初摘発・警視庁 - 時事通信ニュース
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