車載半導体の需給逼迫感が薄れる兆しが出てきた。ルネサスエレクトロニクスなど世界大手5社の9月末在庫総額は、生産能力の回復などを受けて9カ月ぶりに増加に転じた。高水準の需要が続き先行き不透明感は残るものの、今夏までのような逼迫状況は和らぎつつある。自動車生産の回復を下支えしそうだ。
車載半導体5社の期末在庫(棚卸し資産)の増減率を縦軸に、売上高の増減率を横軸にとり在庫循環図を作製した。
20年10~12月期以降、売上高は大...
車載半導体、逼迫感薄れる 大手5社の在庫9カ月ぶり増 - 日本経済新聞
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