埼玉県は、アストラゼネカの新型コロナウイルスのワクチン接種を２５日からさいたま市の会場で始めました。
今月から公的な予防接種に追加されたアストラゼネカのワクチンが埼玉県にはおよそ２６万回分が配分され、２５日は県が運営するさいたま市浦和区の大規模接種会場で接種が始まりました。
アストラゼネカのワクチンは極めてまれに血栓が生じるリスクがあるとされていることなどから、原則、４０歳未満には接種しないことになっています。
この会場では２５日から２日間、４０歳以上の希望する人やアレルギーなどでほかのワクチンを接種できない１８歳以上の人を対象に、１日あたり１０００人程度の接種を行うということです。
２回目の接種は、８週間後に行われます。
接種を受けた６０代の男性は「アストラゼネカのワクチンは始まったばかりで、不安はあったのですが、接客業で人と接する機会が多いので、できるだけ早く打ちたいと思い接種しました」と話していました。
また、５０代の男性は「知り合いに感染した人がいるので早く接種しなければと思い、危機感で接種しました」と話していました。
県内では川口市でも２３日からアストラゼネカのワクチン接種が始まっています。
アストラゼネカのワクチン接種開始 埼玉の大規模接種会場｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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