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Thursday, August 12, 2021

FIREを目指す?まずはナスダック100の長期積立投資から - トウシル

「老後2,000万円問題」と「FIREブーム」の共通点

 国内では若年層を中心に「資産形成ブーム」が続いています。

 2019年に金融庁が示した報告書をきっかけに「老後2,000万円問題」が浮上。老後には公的年金の支給だけでは足りないとの見方が広まり、つみたてNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)などを活用した投資を普及させています。

 そして最近は、米国から輸入された言葉「FIRE」も注目されています。FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」の略で、経済的な独立と早期のリタイアを実現するための方法論です。はやり言葉で言えば、どうしたら早期退職できそうな「億り人」(金融資産で1億円を超える個人)を目指せるかといった議論です。

 筆者は、老後2,000万円問題にもFIREにも共通する本質は「いかに若い世代で長期投資を始め、積み増し投資を続けるか」だと考えています。将来に発生する資金需要に備えて長期投資を実践する重要性は、投資教育を受けた欧米の個人投資家にとっては常識とも言えます。

 そこで本稿では、米国のナスダック100指数への長期分散投資を例にして考えたいと思います。

 図表1が示すとおり、ナスダック100指数は30年で約75倍に成長してきました。この間の平均リターンは年率換算で17%でした(配当収益は除く)。米国のイノベーション(技術革新)と成長企業が生み出す果実を着実に取り込んできた株価指数として知られています。

<図表1:ナスダック100指数の長期(30年)リターンに注目>

(出所)Bloombergより楽天証券経済研究所作成(1991年初~2021年8月11日)

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