サン宝石の公式サイトより
オリジナルキャラクター「ほっぺちゃん」で知られるアクセサリー・雑貨のサン宝石が、8月27日に民事再生法の適用を甲府地裁申請し、同日保全命令を受けたと帝国データバンクが報じた。負債は債権者約39名に対し約21億7000万円。現在スポンサー候補先への打診を開始しており、事業は継続中で今後「サン宝石 在庫大放出セール」の開催を予定しているという。
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同社は1965年に創業し、1979年に法人化。2002年から直営店「ファンシーポケット」を全国44店舗展開し、ほっぺちゃんが人気を得て2013年9月期には年売上高約42億6400万円を計上していた。
しかし、ほっぺちゃんの人気に陰りが見え始めたことに加え、100円ショップなど同業他社との競合により売り上げが低迷。直営店を順次閉店し、2016年9月期の年売上高は約21億円に減少した。雑誌や店舗、催事中心の販売からインターネット主体の販売への転換を図ってきたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2020年9月期の年売上高は約4億9100万円にとどまり、収益悪化による資金繰りが限界に達したため今回の措置になったという。
■サン宝石:公式サイト
「ほっぺちゃん」のサン宝石が資金繰り悪化で民事再生法申請、負債約21億円 - FASHIONSNAP.COM
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