石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は、今年の世界需給は減産を縮小してもなおタイトな状態が続くが、来年には供給超過に戻るとみている。
31日に開かれる共同技術委員会(JTC)に提出されるデータが示した。閣僚らは9月1日にウィーンで現地時間午後5時に会合する。
データによれば、OPECプラスが日量40万バレルのペースで毎月生産水準を引き上げても、世界の在庫は今後4カ月かけて日量82万5000バレルのペースで縮小していく見通し。
ただ2022年1月に需給バランスは供給超過に転じ、年末までその状態が続くと予想されている。22年は平均して日量250万バレルの供給超過となり、在庫は9億1300万バレル増加する見通しだと、このデータに詳しい関係者が明らかにした。
原題: OPEC+ Sees 2021 Oil Deficit, 2022 Surplus as Supply Revived (1)(抜粋)
OPECプラス、世界の石油需給が2022年に供給超過に転じると予想 - ブルームバーグ
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