ことしの夏休みにレジャーなどで使う金額は1世帯当たり平均5万円余りで、コロナ禍で外出の自粛が呼びかけられる中、この15年余りで最低となったとする民間の調査結果がまとまりました。
明治安田生命はことし6月下旬、全国の20代から50代を対象にインターネットで調査を行い1120人から回答を得ました。
それによりますと、ことしの夏休みにレジャーなどにいくら使うか尋ねたところ1世帯当たりの平均金額は5万3807円となりました。
これは去年より1万1350円、率にして17%余り減って、2006年の調査開始以来、最低となりました。
夏休みに使う金額を
▽「減らす予定」と答えた人が38.7%だった一方
▽「増やす予定」と答えた人は3.8%にとどまりました。
また「減らす予定」と答えた人に理由を複数回答で尋ねたところ
▽「外出自粛により使いみちがないため」が68.4%と最も多く
次いで
▽「収入が減少したため」が27.9%などとなりました。
調査を行った会社は「調査のあと新型コロナウイルスの感染者がさらに増加し緊急事態宣言の対象地域が拡大されたことで、実際に夏休みに使われる金額はさらに減る可能性もある」としています。
夏休みに使う金額1世帯平均5万円余 15年余で最低に 民間調査 - NHK NEWS WEB
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