大手電機メーカーの三菱電機は、製造している鉄道向け空調装置などの検査で不正があったことについて30日夜、具体的な内容を明らかにしました。
それによりますと長崎県の長崎製作所で製造している▽鉄道車両用の空調装置や▽列車のドアの開け閉めに使われる空気圧縮機の一部で、1985年から2020年にかけて不正な検査が行われていたということです。
▽空調装置では、冷暖房の能力や電力消費、防水の性能などを確かめる際、仕様と異なる方法で試験を実施していたほか、▽空気圧縮機では試験を実施していない事例もあったということです。
さらに顧客に提出した「検査成績書」に、実際とは異なる数値を記載する不正も行われていたということです。
三菱電機は不正な検査が明らかになったことを受けて、外部の弁護士などを含めた「調査委員会」を設置し、グループ内で同じような不正が行われていないか詳しく調べるとしています。
会社はこれまでに出荷した製品そのものの安全性や機能、性能には問題がないことを確認したとしています。
三菱電機 鉄道向け空調装置などの不正検査の内容明らかに - NHK NEWS WEB
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